オートレースの車券を買うときに、必ず登場するのが 「ながし」と「ボックス」 という買い方。
初心者からベテランまで誰もが使う基本ですが、仕組みを理解していないと「買い目が多すぎて赤字」「軸を外して一発撃沈」といった失敗に繋がります。
この記事では、「ながし」と「ボックス」の違いを基礎から解説し、さらに 資金シミュレーション・実戦ケース・応用戦略 まで徹底解説。
あわせて、オートレース投票に便利な チャリロト・TIPSTAR を中心に「ネット投票での使いやすさ」も紹介します。
1. ながしとボックスの基本ルール

▶ ながし(軸を決めて流す買い方)
例:3連単「1着=3番固定、2着=2・4・5番、3着=全通り」
👉 本命が明確なレースで強い。
「ながし」は特定の着順を軸にして他へ流す買い方
「ながし」は、2連単・3連単でよく使われる車券の買い方です。
特定の着順(多くは1着)を1車に固定し、残りの着順を複数の候補に広げて買うのが特徴です。
例えば3連単なら、
- 1着を「3番車」に固定
- 2着に「2・4・5番車」を指定
- 3着は残り全通り
というように組み合わせを作ります(7車立て想定)。
▶ 実際の買い目例(3連単・1着=3固定/2着=2,4,5/3着=全通り)
1着 | 2着 | 3着 |
---|---|---|
3番車 | 2番車 | 1番車 |
3番車 | 2番車 | 4番車 |
3番車 | 2番車 | 5番車 |
3番車 | 2番車 | 6番車 |
3番車 | 2番車 | 7番車 |
3番車 | 4番車 | 1番車 |
3番車 | 4番車 | 2番車 |
3番車 | 4番車 | 5番車 |
3番車 | 4番車 | 6番車 |
3番車 | 4番車 | 7番車 |
3番車 | 5番車 | 1番車 |
3番車 | 5番車 | 2番車 |
3番車 | 5番車 | 4番車 |
3番車 | 5番車 | 6番車 |
3番車 | 5番車 | 7番車 |
👉 このケースでは 合計15通り の買い目になります。
ネット投票サイトを使うと、このような「ながし買い」もボタンひとつで自動展開されるので、マークシート記入のように書き間違える心配もありません。
▶ ボックス(全通りを押さえる買い方)
例:3連複「1・2・3・4」なら「123・124・134・234」の4点。
👉 荒れそうなレースで効果的。
「ボックス」は選んだ車すべての組み合わせを買う
「ボックス」は、2連単・3連単・2連複・3連複 で使える買い方です。
自分で選んだ車番が含まれるすべての組み合わせをまとめて購入できるのが特徴です。
例えば、3連複で「1番・2番・3番・4番」を選んだ場合(7車立て想定)は、以下のように 4通り の買い目が自動的に成立します。
▶ 実際の買い目例(3連複・ボックス/1・2・3・4)
組み合わせ |
---|
1番車・2番車・3番車 |
1番車・2番車・4番車 |
1番車・3番車・4番車 |
2番車・3番車・4番車 |
👉 どの順番で決着しても、選んだ3車が3着以内に入れば的中となります。
点数ごとの通り数(ボックス早見表)
選択点数 | 3連単 | 3連複 | 2連単 | 2連複 |
---|---|---|---|---|
2点 | 0通り | 0通り | 2通り | 1通り |
3点 | 6通り | 1通り | 6通り | 3通り |
4点 | 24通り | 4通り | 12通り | 6通り |
5点 | 60通り | 10通り | 20通り | 10通り |
6点 | 120通り | 20通り | 30通り | 15通り |
7点 | 210通り | 35通り | 42通り | 21通り |
8点 | 336通り | 56通り | 56通り | 28通り |
👉 点数が増えるほど的中率は上がりますが、そのぶん必要資金も急増するので要注意です。
ネット投票での「ボックス」購入方法
ネット投票サイトを利用すると、「ボックス投票に切替」をタップするだけで、自動的にすべての組み合わせが選択されます。
- 2連単・2連複 → 最低2点以上
- 3連複・3連単 → 最低3点以上
を選べば、該当する全組み合わせがまとめて表示される仕組みです。
👉 マークシートで1点ずつ塗る必要がなく、投票ミスも減らせるため、初心者には特におすすめ。
2. 点数と資金シミュレーション
「ながし」と「ボックス」の資金イメージを比較してみましょう。
ボックス(3連単)
選択車数 | 買い目数 | 必要金額(100円) |
---|---|---|
3車 | 6点 | 600円 |
4車 | 24点 | 2,400円 |
5車 | 60点 | 6,000円 |
6車 | 120点 | 12,000円 |
ながし(3連単)
軸+相手 | 買い目数 | 必要金額(100円) |
---|---|---|
1着固定+相手3車 | 15点 | 1,500円 |
1着固定+全6車 | 30点 | 3,000円 |
2着固定+相手5車 | 25点 | 2,500円 |
👉 ボックスは的中率が高いが資金がかかる
👉 ながしは資金効率が良いが的中率が下がる
3. おすすめタイプ診断

🎯 堅実派(本命信頼型) → ながし
🎲 波乱狙い(穴党) → ボックス
💰 資金少なめ → ながし(500円〜可能)
🔥 高配当勝負型 → ボックス(数千円単位で)
👉 初心者は「ながし」で軸を決める練習から始めるのが無難。
4. 実戦ケーススタディ

実際のレースを想定して、「ながし」と「ボックス」で結果がどう変わるかを比較してみましょう。
例:川口オート(7車立て)
- 1着:1番(人気本命)
- 2着:6番(人気薄)
- 3着:5番(中穴)
▶ ながし(1番=1着固定)
- 1着に「1番」を固定し、2着に 6番を入れていなければ全滅。
- 軸を信頼しすぎると、思わぬ波乱に対応できないリスクがある。
▶ ボックス(1・3・5・6)
- 「1・3・5・6」のボックス買いを選んでいた場合、 → 3連単「1-6-5」を的中!
- 本命+穴を組み合わせていたため、高配当をGETできるパターン。
比較まとめ
買い方 | 的中有無 | 特徴 |
---|---|---|
ながし(1番軸) | ❌(6番を外していれば不的中) | 資金効率は高いが、波乱に弱い |
ボックス(1・3・5・6) | ✅「1-6-5」で的中 | 点数は増えるが、波乱にも対応可能 |
👉 荒れる展開では「ボックス」の方が強く、堅い展開なら「ながし」が効率的に回収できる。
5. 応用編:フォーメーション・ながし+ボックス
- フォーメーション 1着=3番・5番、2着=2・4・6番、3着=全通り → 30点
- 👉 的中率と資金効率を両立。
- ながし+ボックス併用 本命筋を「ながし」で押さえ、穴目は「ボックス」でカバー。
👉 中級者以上は必ず使うテクニック。
6. ネット投票はチャリロト・TIPSTARがおすすめ
▶ チャリロト(チャリカ会員特典あり)
- 高額ロト(当たるんです等)も購入可能
- 投票UIが「ボックス」に強い
- PayPay銀行や楽天銀行から即入金OK 👉 登録特典のチャリカポイントが魅力!
▶ TIPSTAR(ソーシャル要素あり)
- 予想家の買い目に「乗っかり投票」が可能
- メダル配布やガチャ機能で遊べる要素も豊富
- 「ボックス」買いで仲間と盛り上がれる 👉 一人投票が寂しい人に最適!

のっかりが熱い
7. まとめ:初心者はどっちから始める?
- 本命信頼なら → ながし
- 荒れるレースなら → ボックス
- 慣れたらフォーメーションで資金効率UP
👉 まずは チャリロトやTIPSTAR を使って、スマホで簡単に投票するのがベスト。
👉 特典・メダルを活用すれば、実質リスクを減らして練習できます。